2016年に菅田将暉さんが『ダウンタウンの本音でハシゴ酒』に出演しました。
そして2020年4月に再放送がされます。
菅田将暉さんは大のダウンタウンのファンだそうで、ダウンタウンへの熱い想いを手紙にして読みました。
その手紙の全文をまとめました。
目次
菅田将暉 ダウンタウンの本音ではしご酒で思いを綴った8枚の手紙全文!

菅田将暉さんはダウンタウンの二人が大好きなんだそうです。
どれだけ好きかというと好きすぎて共演NGにしていたほどだったみたいです。
ダウンタウンを目の前にした菅田将暉さんはまともに話せないと言っていました。
まともに話せなくなってしまうので、手紙してきたのをダウンタウンの目の前で読み始めましたが、読む前から大号泣!
「代読しましょうか?」と言われても、それでも自分で読んでちゃんと想いを伝えていました。ダウンタウンの二人もどんなに嬉しかったかと思います。
普段は泣かないらしい菅田将暉さんの涙が止まらなくて、松本さんは「俺ら死んだんか!」と突っ込んでいました。(笑)
その感動の菅田将暉さんの手紙の全文を紹介します。
全部で手紙8枚分にも及ぶダウンタウン愛が綴られていました。
ダウンタウン様へ
初めまして、俳優業をしています
面と向かうとまともに話せそうもないので
お手紙をかいてきました。
僕は16年で上京して今まで一人暮らしなのですが
当時仮面ライダーでデビューしまして
東京という何も知らない街で
朝4時に家を出て
昨日まで普通の高校生だった自分が
東映の撮影所で1日を過ごし
24自前に帰宅するという日々の中で、
唯一の家での自分の時間が
ダウンタウンさんのDVDや番組を見て笑うことでした。
これは別に辛かったから癒されました、という暗い話ではなく、
ダウンタウンさんをすきになるきっかけです。
その時は「ごつええ感じ」ばかり見てました。
「トカゲのおっさん」「ゴレンジャイ」「アホアホマン」「Mr.BATER」など上げるときりがないのですが、永遠と見てました。
めちゃめちゃ笑いました。
この記者会見でのそれぞれのコメントやコスチュームは
全て台本なのかな、だとしたらすげーなぁ。
はたまた、全てそれぞれのアドリブというかネタなのかなぁ、すげーなと。
「ゴレンジャイ」内での浜田さんのリアクションは、
本当はどんなレンジャイで現れるか知らないようにみえるけど
だとしたらそこから転回(展開)されるいじりや会話、
じゃ次回はこうしてこいと
また次の回が楽しみになるフリで終わる。
そして終わり際に浜田さんは、「これまだ続くん?」的なことを言って去っていく。
それを僕は、単純にゲラゲラ笑いつつも、「え。これ全部その場の空気でやってはんの?!えぐない?」と
何かはわからない圧倒的な大きいものにふみつぶされる感覚でした。
僕らはただ笑ってるだけですが
自分も芸能界に入りお芝居でのものづくりを始めてから
より一層お笑いってすごいなぁと感じました。
こと、お芝居に関して言えば基本的にカメラは見ませんし
そもそも意識しません。
ある種の架空の世界を作り、
その世界で行われている日常を演じるわけですが、
これがコントになると、見せ方や声の大きさなど
今何が行われているのかきちんと見せる必要があるはずなんです。
でも、わざとらしかったり、あまりにも非日常すぎると
お客さんを置いてけぼりにしてしまい
どれだけ面白いことをしても必ず意識や体をお客さん側にしなきゃいけない。
ちょっと何をいってるかわからなくなってきましたが、とにかく、僕の中でお笑い芸人さんは、一番なんです。
その中でダウンタウンさんが一番なんです。
ということが今日は言いたかったことです。
本当にファンでなければここまで細かい所まで見ていないだろうというほどの熱い気持ちが伝わってきますね。
浜田さんもすでに聴きながら号泣していました。
松本さんはちょいちょいツッコミを入れてましたが、すごく嬉しそうでした。
菅田将暉さんも俳優としてのものづくりをしてる視点から、ダウンタウンのお笑いのすごさを話していました。
そして手紙はまだまだ続きます。
まず、ダウンタウンさんの何に惹かれたのかを簡潔にお話しします。
一つ目に、漫才等で松本さんがボケた際に、
浜田さんがちょっと笑ってウケる所です。
そのリアクション(おどろき方や、おこり方や疑問感)があまりにも自然で、もちろんそのサプライズ感というか
キテレツな松本さんのボケが
まずスーパー面白いんですが、
そのどデカイ波のようなものを浜田さんのリアクションによって
ちゃんと現実世界とのギャップやわかりやすく
「この人は変なことを言っている」となるあの感じがすごく好きです。
そしてその二、その間松本さんがさも自分が地球の中心だと言わんばかりの表情と言動を貫き通すのがすごい面白いです。
そして、、特にガキ使のハガキトークなどである2人して笑う瞬間!
自分が面白いと思うものを全力でしかも即興で周囲をまきこんでいく中おもわずたえきれず二人して笑ってしまうあの瞬間。
あれがたまらなく好きです。
と同時にあれを僕ら素人がやるとただの身内ネタになり
それをサブく痛々しくなると思うんです。
それをTVでありにしてしまうあたりが、
すげーなぁと、思います。
そしてその3が人物像です。正直TVでみてると怖いです。
でもそれは悪い意味ではなく、これは僕の持論というか感覚なんですが
人としての怖さ、他人が怖いと思うのは
すごく大事だと思うんです。
スターや人の上に立つ人には
どこか欠かせない要素だと感じる
この色気がお二人ともすごいあるのが
またかっこいいと思う部分です。
ハガキトークでの、ネクタイが長い長くない
〇〇かくれてるかくれてないだけを20分くらい話していた回おぼえていますでしょうか?
あれとか100回は見ました。
大の大人がTVで自分の〇〇が長いネクタイでかくれているかどうかを
必死に汁だくになって語るなんで
平和でどこか身近で(とにかく)笑いまくりました。
そして、ダウンタウンさん松本さんの名言集を集めたサイトが世の中にたくさんあるのですが、
その中で一番すきなのが、
「神様は人間をつくったがしらんが
おれは笑いを作ってる」という名言です
作ってると言い切れて笑いになる人物像を自分を客観視できていないとできないこの発言に
かっこよさと笑いが共存しててアイコンでありながら、
お茶の間では「まっちゃんまっちゃん」と呼ばれる、そのバランス。
そしてそれがねらいなのかたまたまなのか、基本的にはぼくらのはるか上をいっている頭だから
狙いだと思うのですが、
その曖昧さがまたセクシーで
魅力的かつ、怖さなんだと思いました。
色々長々と言いましたが、常に新しい変化を求め、そして
仲の良い二人に
ぼくはどこか憧れています。
『switch』での浜田さんのコンビ愛や松本さんをいまだにリスペクトしている所も素敵です。とにかく、今日はお会いできて幸せです。
こうして一緒にお酒を飲めて、感謝しています。
これからもTVで見て笑わせていただきます。2016年4月
1615日 菅田将暉
菅田将暉さんはお笑いを作りだす作り手としてダウンタウンの二人を心から尊敬しているところが伝わってきました。
手紙が終わり松本さんは「他の業種だけど、そう思って頑張っている人がいるってのが嬉しい」と言っていました。
ダウンタウンの二人がすごいことは誰もが知っての通りですが、具体的にどこのどんなところがすごいかを色んな表現を使って伝えられる菅田将暉さんもすごい!と個人的に思いました。
しかも当時24歳。
普段すごい!とかやばい!とかでついつい終わらしてしまう自分の表現不足さを突きつけられました・・・。
俳優として新しい道で勉強しながら葛藤している時に、同じ演者という立場でダウンタウンを尊敬して、笑わせてもらった存在なんだと思います。
菅田将暉さんが手紙読んでるシーンで思わずもらい涙したのは私だけではなかったのではないでしょうか。
菅田将暉 ダウンタウンに宛てた手紙の感想
普段お芝居とかでは見られないまた新たな菅田将暉さんの一面を見れて、ファンになった人も多かったそうです。
まっすぐで熱い心を持った菅田将暉さんに本当に感動しました。
菅田将暉さんに女性ファンだけではなくて、男性ファンも多い理由は男らしくそしてピュアで熱いところですね。
菅田将暉 ダウンタウンのはしご酒きっかけで映画『火花』のキャストに?
お笑い芸人への尊敬の気持ちが大きくて、その中でもダウンタウンの二人への憧れがものすごい大きい菅田将暉さんでした。
そして菅田将暉さんはこの『ダウンタウン本音でハシゴ酒』の翌年に映画『火花』に出演していて、お笑い芸人の役を演じます。
もしかしたらこのお笑いに対しての熱い想いを知って菅田将暉さんをキャストにしたのではないかなと思いました。
菅田将暉さんのお笑い芸人の役の映画『火花』が無性に観たくなりました。
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U-NEXTはそのほかにも菅田将暉さん出演ドラマ映画30作品も見ることができます!
【まとめ】菅田将暉 ダウンタウンの本音ではしご酒の手紙全文
ダウンタウンの本音ではしご酒に出演した菅田将暉さんの手紙についてまとめました。
菅田将暉さんがなぜダウンタウンのことが大好きで憧れているのかが、伝わってくる素敵な手紙に感動しました。
全文は何度読んでも心に響きます。そして菅田将暉さんの人柄も現れてる手紙でした。
この放送をきっかけに菅田将暉さんのファンがまた増えたのも納得です。